春の初めにご縁があって受講したチェーンソー講習。その時のご縁から、実際に丹波市の山や森林に一緒について行って、撮影をさせてもらっています。今回は活動の一環である森林整備に撮影で参加してきました。
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撮影の中での気づきをいくつか残しておきます。
GoProが大活躍だった
木を伐採するときには、木の近くで実際に倒れる様子を撮影したいところですが、それには危険が伴います。基本、木の倒れるであろう、予想の範囲から離れなければいけないということです。となると、離れた位置から中望遠以降のレンズで撮影となりそうですが、木々が立ち並んでいる場所では木が影になって良い位置で撮影ができませんでした。そこで邪魔にならない範囲かつ、チェーンソーで木を切っている場所へGoProを設置して、遠隔で撮影を行いました。課題はたくさんありましたが、木が倒れる瞬間を記録できていたので、今後もうまく設置をして撮影していけたら。
レンズはズームレンズが一択か
今回は少しでも良い映像をと思って、単焦点の15mm(35mm換算22.5)と35mm(52.5mm)にて参加しましたが、とにかく付け替えするのが大変。GoProがあったから良かったのですが、ミラーレスの方では満足する画を撮るのに苦労をしました(私の撮影技術の未熟さもあれど)
状況が刻々と変わるので、撮影ポイントを決めても移動しなければならないこともしばしばだったので。基本は単焦点の35mmの範囲でちょこまか動き回りながら、撮影ポイントをうまく見つけて撮影をしていきました。今回の絵で足りなかったのは木の上の方(20mくらい)を撮影するのが難しかったことです。
傾斜ではバックやリュックが邪魔
前述のレンズの話につながるのですが、付け替え以前にバックやリュックは危険を伴います。体力があるので傾斜を走り回ったりするのは全然たえるのですが、薮の中に入ったり、木の枝の中をくぐり抜けるので、とにかく引っかかって危なかったです。
露出補正の難しさ
今回曇りの天気だったこともありますが。とにかく白飛びします。そもそも森の中は暗くて、外から入る光は明るいので。暗いから明るめで行こうと思った私は痛い目をみました。まだまだですねはい。
木くずがよく飛ぶ
ほこりというか、木屑がすごく飛びます。カメラの方にも飛んできます。なので異物が写り込みがち。
バッテリの予備は必要です
そういうことです。
ジンバルは無理
私の力もだけれど、引っかかります。傾斜のきつくて足場が安定していません。どうなんでしょう。
とりあえず、私の住んでいるところは田舎。シネマティックな表現は好みだけれど。ここは都市ではない感じ。実際に必要なのはひたすら、カメラをもって付き従うことのような気がしました。おしゃれな表現をしたいって私の欲求だけれど。ひたすらリアルを追っていくのが必要な気がしました。今回は上記に挙げた以外にもたくさん学びがあったので、ドキュメンタリーの映像などをたくさんみて、勉強してみます。